ギャラリー解説
書画
惜陰室中山愛親、行書四字(江戸時代、AD1741〜1814)
紙本肉筆・・縦99.5cm、横28cm
「愛親書」の下に、陽刻「藤原愛親之章」の落款が押され
ている。中山惜陰室は京の人で、名は愛親、号を惜陰室
と称し、光格天皇の側近として活躍し、天皇生父閑院宮
典仁親王への尊号宣下問題で、幕府老中松平定信と折
衝を重ねた論客の公卿で、権大納言の地位を拝してい
る。尚、彼は、能書家として名を馳せた花山院愛徳の実
兄である。
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