ギャラリー解説
書画
西涯平田東助、行草書七絶(近代、AD1849〜1925) |
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紙本肉筆・・縦133cm、横33cm 「西涯」の下に、陰刻の「平田東助之印」と陽刻の「 潦風明明樓主人」の落款が押されている。平田西涯 は米沢の人で、米沢藩医伊藤昇廸の次男であるが 医師平田亮伯の養子となり、藩校興譲館や江戸の 古賀茶溪の門に学び、藩命に因り岩倉使節団に随 行し、ドイツに留学して日本人初の哲学博士を取得 し、帰国後は大蔵省に入省し、その後は山県有朋 の側近として農商務相や内相を歴任した、官僚にし て政治家である。 |