ギャラリー解説
書画
天イ(さんずい+猗)高玄岱、草書五字(江戸時代、AD1639〜1722) |
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紙本肉筆・・縦93cm、横26cm 「天イ泰」の下に、陰刻「高元泰字斗瞻」と陽刻「別號天イ(さんずい +猗)」の落款が押されている。高天イ(さんずい+猗)は長崎の人 で、本姓は深見氏、名は玄岱・元泰、字は斗瞻、号を天イ・ブ山な どと称し、黄檗の独立に儒・書・医を学び、特に書は草書に巧みで 林栄道と共に長崎の二妙と称され、初め医を以って薩摩藩に仕え るが、新井白石の推挙で江戸に出て幕府の儒員となった儒者で、 門弟多数を擁した書家の高玄融の父である。 |