ギャラリー解説
書画
順庵木下貞幹、楷書十二字(江戸時代、AD1621〜1699)
紙本肉筆・・縦124cm、横45cm
「木順菴」の下に、陰刻回印「木貞幹印」の落款が押され
ている。木下順庵は京の人で、名貞幹、字は直夫、号を
順庵・錦里・敏愼斎などと称し、儒学を松永尺五に学ん
で加賀藩に仕え、次いで幕府の儒官となって子弟の教育
に尽力し、「木門の五先生」と称される新井白石・室鳩巣
・雨森芳洲・祇園南海・榊原篁洲らを初めとして、多くの
優秀な人材を輩出した儒者である。
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