ギャラリー解説

書画

柳外原田讓、草書五絶(幕末維新、AD1812〜1868)

紙本肉筆・・縦129cm、横56cm

「柳外主人」の下に、陰刻「原田讓印」と陽刻「公基

氏」の落款が押されている。原田柳外は近江の人で

、本姓は磯部氏、名は讓、字は公基、号を柳外・謙

斎・半山などと称し、醤油醸造業の家に生まれて家

業を継ぐも、同時に漢学を篠崎小竹に学び、更に

藤拙堂梁川星巌広瀬旭荘牧百峯らに従学して

経史詩文を修めた儒者であるが、同時に貫名海屋

藤井竹外らと交流し、中国の古法帖を研究して一

家を成した書家でもある。


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