ギャラリー解説

書画

尺五松永遐年、楷書文(江戸時代、AD1592〜1657)

紙本肉筆・・縦25cm、横61cm

「講習堂主人筆寫」の署名が有る。松永尺五は京の人で、名は遐年、字は昌三、号を

尺五・講習堂・春秋館などと称し、俳壇の雄松永貞徳の子で、11歳で詩を作り、14歳

で四書に通じたと伝えられ、業を藤原惺窩に受けて加賀藩に仕えるが、後に京で家塾

講習堂や春秋館を営んで堂上貴顕の信頼を得、木下順庵ら多くの門弟を養成した儒

者である。


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