ギャラリー解説

書画

裳川岩溪晉、行書七絶(近代、AD1852〜1943)

紙本肉筆・・縦145cm、横37cm

「山陰老書生裳川晉」の下に、陰刻「岩溪裳川」

と陽刻「山陰舊書生」の落款が押されている。

岩溪裳川は但馬の人で、名は晋、字は士譲、

号を裳川・半風痩仙などと称し、幼にして儒者

岩垣月洲の門人であった父達堂から家学を受

けて漢文の素読を習い、上京して漢詩を森春

に学び、本田種竹や森槐南らと親交を結び、

晩年は国分青と共に「二大詩宗」と並称され

二松学舎大学の教授を務めた漢詩人である。


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