ギャラリー解説

書画

赤城高山正之(彦九郎)、行草書文(江戸時代、AD1747〜1793)

紙本肉筆・・縦147.5cm、横46cm

「正之」の下に陽刻「高山彦九郎」の落款が押されている。高山

正之は上野の人で、名は正之、通称は彦九郎、字は仲繩・子雲

、号を赤城・金山などと称し、十八歳で京に上って山崎闇斎学派

の儒学を学び、学者や文人との交流を深めて、反幕的尊皇思

想を高唱し、各地を遊歴して筑後の久留米で自刃した、社会活

動家にして思想家で、幕末の尊皇運動に影響を与えた先駆的

存在で、寛政三奇人(林子平蒲生君平)の一人でもある。


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