ギャラリー解説

書画

静脩齋蒲生秀實(君平)、行書七絶(江戸時代、AD1768〜1813)

紙本肉筆・・縦128cm、横29cm

「蒲生夷吾書」の下に陽刻「蒲生秀實」の落款が押されている。

蒲生静脩齋は下野の人で、名は秀實・夷吾、字は君平・君蔵、

号を静脩齋・修静庵などと称し、初め郷里の儒者鈴木石橋に学

び、江戸に出て山本北山の門に入って漢学を、本居宣長に国学

を学び、天下を周遊して貴権に屈せず、当世の要務を論じた尊

皇主義の儒者で、寛政三奇人(高山彦九郎林子平)の一人で

ある。


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