ギャラリー解説

書画

松屋秋野庸彦、行草書五字(近代、AD1841〜1920)

紙本肉筆・・縦137cm、横32.7cm

「七十七叟松屋生書」の下に、陰刻「秋野」と陽刻「

庸彦」の落款が押されている。秋野松屋は山形の人

で、名は庸彦、号を松屋と称し、国学を鈴木重胤

、儒学を芳野金陵に、医学を林洞海に学び、更に剣

術を修めた国学者で、維新後は山形県会議員を務

めている。また明治43年には國學院大學出版部か

ら、秋野庸彦校『日本書紀伝』が出されている。


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