6-2 対話式コマンド画面で推計後に,推計モデルをアイコンビューに登録する場合

6-1節でいろいろと推計した中で, アイコンビューに登録したい場合のコマンドは,
"登録したい名前" <- 推計式
という形式である.6-1-1のモデルを"model01"という名前で, アイコンビューに登録したい場合,
"model01" <- ols wage const educ black
である.これでアイコンビュー上でダブルクリックすると,別ウィンドウでmodel01 を開くことができる. コマンド上からmodel01をウィンドウとして開きたい場合には,
"model01".show
で可能である.推計後の検定などは, コンソール上でも可能ではあるが,コマンドを覚えるのは最小限にするため, この別ウィンドウ上からするとよい. 2SLSやProbitについても同様である. 前節の推計を,それぞれmodel02とmodel03という名前にしたいならば,
"model02" <- tsls wage const educ exper; const educ black
"model03" <- probit cmploy const black
と,ダブルクォーテーション「"」で変数をくくるのは,その2つの"の間の文字が, 文字列であることを示しています. 個人的には,このコマンドにはRの香りがします.
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