ミクロ経済学サポートページ 最終更新 2007/7/15 これでしばらく(夏休み終わるまでは)更新はしません.
説明
このページでは,ミクロ経済学の基本的な考え方を,
スライドで説明します.
何らかのテキストを読んで分からない場合に,参考になるかと思います.
数学の理解度に応じて4ランク分けています.
- レベル1: 直線のグラフと領域を理解していること(中学生+1次不等式の領域)
- レベル2: 放物線の接線を求めることができること.導関数の定義ができること.3次関数の微分ができること.(高校生の,数IIの微分)
- レベル2': 同上
- レベル3: nを有理数(負の数も含む)とする.xの関数f(x)=x^n (x>0)について,
- n<0, 0<n<1, n=1, 1<n の4つの場合について,xy平面に,y=f(x)の概形が描けること.
- 導関数が,f'(x)=nx^(n-1)となることを,理解できること.
- y=f(x)と(ただしn≠0),x=y^(1/n)が同値であることが理解できること.
- レベル4:
- 偏微分・全微分の理解していること.
- xy平面上に,式f(x,y)=c (cは定数)のグラフを書いた場合,グラフ上の点(x,y)について,
dy/dx=-[∂f/∂x]/[∂f/∂y] が成り立つこと(1年次配当の経済数学で習う).
まずはレベル1を通読することを薦めます.
レベル2'は便宜的に作ったものです.読まなくてもレベル4を読めるなら,飛ばしてもかまいません.
導入部
- 第1節 経済学的な考え方・希少な資源を有効利用(英語と数学のどっちを勉強するかが最適かをみてみよう)
- 第2節 消費者モデルへの導入
生産者理論の基礎
- 第3節 生産関数と限界生産力: 1財・1要素モデルで,限界生産力一定・逓増・逓減の理解を目指す.
- 第4節 生産関数から費用関数へ:
- 費用関数の導出その11財1要素モデルの離散形の場合と簡単な連続形の場合(レベル1)
- 費用関数の導出その21財1要素モデルの連続形の場合(レベル3)
- 準備中1財2要素モデル.L字形(レオンチェフ形)の生産関数の簡単な連続形の場合(レベル2)
- 準備中1財2要素モデル.連続形の場合(レベル4)
- 第5節 いろいろな費用関数:1財モデルの費用関数が与えられたとき,それから導出されるいろいろな費用関数
角田 保 大東文化大学経済学部