ギャラリー解説

書画

節宇龜山美和、行書七絶(幕末維新、AD1822〜1899)

紙本肉筆・・縦135.5cm、横31.3cm

「節宇学人雲平」の下に、陰刻「雲平之印」と陽刻「節

宇」の落款が押されている。龜山節宇は播磨の人で、

名は美和、通称は雲平、字は由之、号を節宇と称し、

姫路藩士の子で江戸の昌平黌で佐藤一斎に学び、

摩羽峰重野成斎岡鹿門らと交流し、藩主の侍読と

なり次いで藩校好古堂の教授となり、維新後は私塾久

敬舎で子弟の教育に従事し、その学徳と人徳とに因り

「播磨聖人」と称された儒者である。


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