ギャラリー解説
書画
靖共伊藤弘済、草書十字(江戸時代、AD178?〜1845)
紙本肉筆・・縦130.5cm、横60cm
「伊藤弘済」の下に、陽刻「仁斎後人」と陰刻「弘済之
印」の落款が押されている。伊藤靖共は京の人で、名
は弘済、字は寿賀蔵、号を靖共と称し、伊藤東里の子
で古義堂第五世となった儒者で、古義堂は伊藤仁斎
から始まり、東涯・東所・東里・靖共と受け継がれ、東
里は東所の嗣子となってはいるが、実は東涯の第三
子で東所の弟に当れば、伊藤弘済は仁斎の曾孫に当
たる。
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