ギャラリー解説

書画

三餘土屋行道、草書五絶(江戸時代、AD1815〜1866)

紙本肉筆・・縦133cm、横32.3cm

「三折」の下に、陰刻「土屋三郎印」と陽刻「三折」の落

款が押されている。土屋三餘は伊豆の人で、名は行

道・述作、通称は宗三郎、号を三余・三折・竹裡閑人な

どと称し、初め江戸に出て漢学を東条一堂に、国学を

大沢赤城に学び、勝海舟芳野金陵島田重礼・安井

息軒・富岡鉄斎松本奎堂らと交流し、帰郷して家塾三

余塾を開き講説と子弟の教育に従事した儒者である。


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