小尾淳

小尾 淳(南アジア地域研究、宗教学、芸能と社会史)

インド古典舞踊家としての活動とインド音楽留学を経て、大東文化大学大学院アジア地域研究科に入学。インド芸能とヒンドゥー教の密接なかかわりに着目し、バラモン階層が主な担い手となる宗教芸能の変容をインドの社会的文脈と関係づけながら研究してきた。近年ではインド由来の宗教歌謡のグローバルな拡がりについても研究を行う。

【近年の業績】
「イスコン・バンクーバー支部の半世紀:『組織的』布教からマントラのシェアへ」『宗教と社会』(25) 33-48, 2019

「『芸能』の担い手としての南インドのバラモン階層:独立期の社会的変化に焦点をあてて」『大東文化大学紀要』人文科学 (57) 79-97, 2019

「グローバル時代における宗教音楽の変容に関する一考察 : ゴスペル音楽とキールタンの比較から」『大東文化大学紀要』人文科学 (56), 91-110, 2018