現地研修報告　ベトナム（２００３年度）　１／６

１．はじめに

　２００３年度のベトナム現地研修には教員１名と学生８名（男子５名、女子３名）が参加した。研修期間は２００３年９月１日から９月２８日までの２８日間であった。そのうち、９月２日から９月１９日までの１８日間、ハノイの提携校で語学研修に参加した。語学研修終了後、フエ、ダナン、ニャチャン、ホーチミンで遺蹟などの見学を行った。食体系が日本とそれほど異なっておらず、また衛生状態もそれほど悪くなかったので、体調をくずす学生は少なかった。当初は高温多湿で体力を消耗したが、徐々にベトナムの気候・食事・風土に慣れ、全員無事に帰国した。提携校での授業や学生交流に刺激され、留学を希望する学生もでている。

２．現地研修プログラム

　昨年のベトナム現地研修は２３泊２４日の旅程であったが、本年度は参加学生の強い要望を入れ、２７泊２８日と滞在日数を４日間増やした。そのうち、２日間はハノイでの滞在日数を増やし、他の２日間は研修旅行のほうに振り向けた。

　これにともない、提携校における現地研修期間も２日間増大した。ハノイ国家大学は、この変更を快く受け入れてくれた。

　ハノイ滞在期間中の土日を使った小旅行とハノイ以降の研修旅行のプログラムは、担当旅行社と連係をとりつつ、基本的に学生に原案を作成させた。研修旅行の旅程を確定するに際しては、都市間の移動手段（陸路か空路か）や移動時間を旅行社から確認しつつ、必要に応じて、旅程を若干変更させた。自分達の研修旅行の旅程をみずから企画できるということで、学生は積極的に対応してくれた。

「ハロン湾のクルージング」

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